沿革
History
創業期
当時は真鍮、銅板をハンマーやはさみなどを使用し、手加工にて医科器械を製造していました。
二代目へ事業継承する昭和25年頃より錆びない金属としてステンレスが注目されるに伴い、当社もステンレス板金加工にシフトしていきました。
はさみでせん断していたものはシャーリングで、外注の溶接工程を自社で行い、加工設備を増やし仕事の幅を広げていきました。
年代 | 沿革 | 業務内容 | 導入設備・投資等 |
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明治40年 | 京都市上京区にて医科器械の製作を個人で始める |
真鍮、銅板を手加工 手術用具煮沸消毒器、たらい、ガーゼ缶等の製造 |
ハンマー、はさみによる手加工 |
昭和11年 | 現本社所在地に移転 | ||
昭和21年 | 佐藤数之助が戦地から帰国し事業を継ぐ |
ステンレス板金加工 医科器械、分娩台、配膳車、回診車等の製造 |
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昭和37年 | 株式会社佐藤医科器械製作所設立 | 資本金100万円 | |
昭和40年 | 機械設備導入 |
相澤鐵工所製シャーリング導入 TIG溶接機導入 |
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昭和43年 | 医科器械製作(40%)の他、デパート等のディスプレー用の板金製品(60%)の製作を始める | ディスプレー用板金製品の製造 | アマダ製プレスブレーキ導入 |
成長期
当時は電子器機等の孫受けが主な業務でしたが、昭和49年に計量器メーカー様より図面が届き、製造の可否の問い合わせがありました。
当時の会社規模では難易度が高い内容でしたが、「板金製造でできないとは言わない。」をモットーに挑戦することを決断、すぐに見積りを提出しました。
この仕事が高い評価を受け、受注も継続的に増えることになり、現状の売り上げの大半を占める顧客を獲得することになりました。
年代 | 沿革 | 業務内容 | 導入設備・投資等 |
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昭和46年 | 佐藤和雄入社 | 計量器部品等の板金、金型製作等 |
ユニパンチ導入 クランクプレス導入 |
昭和53年 | 計量器メーカー様の協力工場に加盟 | 資本金400万円に増資 | |
昭和54年 |
計量器メーカー様向け 板金加工部品 |
資本金1000万円に増資 | |
昭和57年 |
現在地に工場移転(滋賀工場)従業員3人 計量器メーカー様から受注が増え本格的な設備導入 |
NCタレットパンチプレス導入 | |
昭和58年 |
JIT生産方式の勉強会に参加 Uライン生産で取引先より表彰される |
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昭和62年 | 炭酸ガスレーザー加工機導入 | ||
平成元年 | 佐藤和雄が代表取締役に就任 | トスファイル導入 | |
平成2年 | 滋賀工場増設 | ||
平成4年 | パンチ・レーザー複合機導入 | ||
平成8年 | 滋賀工場増設 | ||
平成9年 | 工程管理システム導入 |
発展期
モノづくりで培ったノウハウをシステム化し、計量器メーカー様からの評価も右肩上がりで受注も増えていきました。
平成11年にISO9001を取得し、これまでの製造のノウハウが生産システムとして確立。平成20年には板金技能フェアにて銅賞を受賞しました。
昨今の環境問題にも配慮し、ISO14001の取得により環境についても社内でルールを設け、積極的に取り組んでいます。
年代 | 沿革 | 業務内容 | 導入設備・投資等 |
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平成11年 | 品質マネジメントシステム「ISO9001」認証取得 | ||
平成19年 |
環境マネジメントシステム「ISO14001」認証取得 創業100周年 新工場用地3000㎡を取得 |
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平成20年 | 第20回板金技能フェアにて銅賞を受賞 | 社内LANによるネットワークにて設備間のデータを共有 | |
平成21年 | イシダベストサプライヤー賞2位受賞 | ||
平成22年 | イシダベストサプライヤー賞2位受賞 | ||
平成23年 | イシダベストサプライヤー賞1位受賞 | 医薬品製造装置メーカー様の板金部品を受注 | |
平成24年 | イシダベストサプライヤー賞1位受賞 | ||
平成25年 |
イシダベストサプライヤー賞2位受賞 京都府中小企業「知恵の経営」実践モデル企業認証 野洲新工場完成 |
医粉粒体装置メーカー様の板金部品を受注 | ファイバーレーザー溶接機導入 |
平成27年 |
イシダベストサプライヤー賞1位受賞 佐藤進平が代表取締役に就任 |
ファイバーレーザー複合機導入 | |
平成28年 |
イシダベストサプライヤー賞1位受賞 京都高度技術研究所「オスカー認定」受賞 |
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平成29年 |
イシダベストサプライヤー賞3位受賞 滋賀工場0棟竣工 |
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平成30年 |
社員食堂オープン 経済産業省より「地域未来牽引企業」に選定 |
ハンディファイバーレーザー溶接機導入 | |
平成31年 | 第31回優秀板金製品技能フェアにて経済産業大臣賞受賞 | ||
令和2年 | 第32回優秀板金製品技能フェアにて日本塑性加工学会会長賞受賞 | ATC搭載ベンディングブレーキ導入 | |
令和3年 | 第33回優秀板金製品技能フェアにて経済産業大臣賞受賞 | ||
令和4年 | 第34回優秀板金製品技能フェアにてグランプリ受賞 | ||
令和5年 | 第35回優秀板金製品技能フェアにて日本塑性加工学会会長賞受賞 | ||
令和6年 |
第36回優秀板金製品技能フェアにて厚生労働大臣賞受賞 社員寮完成 |